液晶ペンタブレットのメリット
更新日:2023年10月30日
板型ペンタブレットとの違い
液晶ペンタブレットは、板型のペンタブレットとディスプレイが一体化したような、画面にペンで直接描き込む感覚で操作できるペンタブレットです。板型のペンタブレットでは、タブレット上に描画スペースがあり、画面を見ながら手元で操作を行うのに対し、液晶ペンタブレットではディスプレイ自体が描画スペースとなるため、より直感的な入力操作が行えます。
液晶ペンタブレット
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板型ペンタブレット
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操作 | ディスプレイへ直接ペン入力 | 手元のタブレットでペン入力 |
入力表示 | ディスプレイに直接操作ができるので、 より直観的な描画が可能 |
ディスプレイを見ながら 手元でペン操作を行うので、多少の慣れが必要 |
デュアルモニターで活用する
液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro」「Cintiq」「Wacom One 液晶ペンタブレット」とノートPC、または別のディスプレイをPCに接続(※PCに2系統のディスプレイポートが必要)すると、複数ディスプレイを使用してのデュアルモニターとして表示させることも出来ます。例えば、別のディスプレイでカラーパレットやツールウィンドウなどをまとめておき、液晶ペンタブレットで広々と作業する、または、別のディスプレイでアートワーク全体を表示させ、液晶ペンタブレットでは拡大表示で細部を描画するなど、あらゆる状況に合わせて利便性の高い制作環境を作ることができます。ポインタの移動は液晶ペンタブレットに搭載されているファンクションキーなどに設定されている「マッピング画面切り替え」を押すことで、液晶ペンタブレットのみを使用したり、別のディスプレイのみを使用したりといった操作も可能になります。